大好きだから大丈夫

最初で最後の婚外恋愛(ただいま遠距離)

彼の言葉

今日はすごく忙しかった

なのに、彼のことを考えない時間なんてほとんどなくて

気をつけてはいたのに、またバカみたいな失敗をいくつかしてしまった


少し気を抜くと、胸がざわざわして、涙が出てしまう


なんでこんなにダメになったんだろう

この間会えて、まだ1週間も経たないのに



ぼんやりする時間ができると、すぐに

「こんなにつらいなら、もう無理かもしれない」

と、考えてしまう

そう決めることが、いちばん無理なのに



そして、彼のお仕事が終わる頃

やりきれなくなって、LINEを送った


「旅行がなくなったことのショックが

日に日に大きくなって

気持ちが保てない

おかしくなりそうで

またあなたに迷惑かけそうです」


「話したいこと、聞いてほしいことがたくさんありすぎるけど

疲れた声を聞くと落ち込むだけだし

がまんするだけなのかな

ずっと」



彼は毎日、ちゃんとルールどおりにしてくれている


『既読にすれば、お返事はしなくていい』

も、ふたりで決めたルール

『朝ひとつだけ、私の名前だけをLINEで送って』

も、私が考えて彼にお願いしたルール


それなのに、不安がどんどん大きくなって、彼の言葉がほしくて仕方なくなってしまってる


お仕事が大変な彼を苦しませているだけ

彼のじゃまになってるだけ


それはわかってるつもりだけど、この先の約束がなくなってしまって、不安で仕方ない私の気持ちをわかってほしい

彼の気持ちを確認したい


でも、こんなの、スルーだろうな


火曜日のLINEであきれて、怒ってるだろうし



そう思ってたら、30分後

彼からLINEが届いた


「ごめんな

今日は、早く帰ってしまいました

鼻水がひどくて 明日出張だから早く寝ようと思って

そんなことはどうでもいいか

話したいことすぐに聞けなくてごめん

いつも俺のこと考えて

落ち込ませてごめんな

月見てお前のこと考えて、早く寝ます

おやすみなさい」



お風呂を洗ってた時だった

来るなんて思わないものが突然やってきて、一瞬で感情が溢れてしまった

お風呂の戸を閉めて、声を出さないように泣いた



彼の声が聞こえてくるような文章

めんどうなのに、こんなにたくさんの文字


私のこと、心配してくれてたのが伝わった


彼が助けてくれた



火曜日のLINEでイヤな気持ちにさせたこと

私が謝らなきゃいけないのに


「ごめん」

って、3回も



泣きながら

でも、彼が本当に寝ちゃうといけないから

(めちゃくちゃ早い時間だけど可能性があるから)


慌てて


「ありがとう

その言葉だけで助かりました

ホントにうれしいよ

ごめんね、ワガママばかりで

体を大切にしてください

ホントにありがとう

うれしい言葉です

好きです

(彼の名前)」


「おやすみなさい」


と送った


なかなか既読にならないから、もう寝ちゃったかも、と思ってたら

1時間後


「おやすみ(私の名前)❤️」


と届いて、また泣いた




体調悪いんだ

いつから悪かったんだろう

そんなことも知らなかった


心配させるようなこと、彼がわざわざ伝えるわけない


私は心配ばかりかけているのに


察してあげなきゃいけなかったのに

そんな気遣いもできなくて、彼の状況を考えられずに、自分の気持ちばっかりだったことが本当に情けない




この前会えた時、ハグもキスもしないうちに言い争いになったのは

『連絡不足について』の話し合いだった


話も途中のまま、ふたりともだんだん酔ってしまって、結局何も解決しなかったと思っていた

だけど、彼はわかってくれてたのかもしれない

だから今日のLINEをくれたのかもしれない



会えなくなったことが不安で、彼の声が冷たく聞こえた月曜日の電話から、気持ちがめちゃくちゃになってしまった


丸三日間、ホントにダメだった頭の中

ちゃんと整理しないと



会えないのは変わらないけど

今日は、彼の言葉がすごくうれしかった


やっぱり大好きな彼だった