大好きだから大丈夫

最初で最後の婚外恋愛(ただいま遠距離)

甘えたい私

(もう2週間も前のことになってしまったデートの日記です)




私の大好きな駅で待ち合わせたデートの日



迎えに来てくれた彼の車に乗り込むと、彼は

「久しぶり!」

と、笑顔ですぐに手をつないでくれた


会えるのが2ヶ月ぶりだと、手が触れるだけでこんなにもドキドキするんだぁ♡

って、このときばかりは、今までさみしかったことも全部忘れるくらい

すごく得した気分


2ヶ月ぶりの彼の顔は、お仕事終わりでとても疲れていたけれど、とても凛々しく見えて

私はずっとドキドキしていた



すぐに、彼が予約してくれていたホテルに、チェックインに行った


10階の、大きな窓から夜景がよく見えるお部屋

テンションの上がる私に、彼は、ハグもキスもしてくれない

待ってたのに


私はちょっとすねてしまったけど

「早く戻ってきてのんびりしたいんだ」

という彼のペースで、荷物を置いたら

「早く、早く」

と、追い出されるように、さっさとお部屋を出て



彼が話してくれていたイルミネーションを見に行ったけれど、残念ながらある事情で見られず、駐車場まで行って引き返した


外で手を繋いで歩きたかったけど、それほどがっかりしない

私は、彼が運転している姿がすごく好きだから、余分にドライブできたことが幸せだった


それに、引き返したおかげで、彼に関するある物を偶然に見ることができた

私はそれをずっと見てみたかったので、とてもうれしかった


そして、その道中、夕食に

「お〜、食べたい食べたい」

とふたりが合意して寄ったのは、お盆を持ってカウンター越しに注文をする、私の住む街にもある、チェーン店のうどん屋さん


ホントに私たちらしい


彼と一緒に食べると、本当になんでもおいしい



そこまでは、久しぶりだから、ふたりとも止まることなくずっとずっと話していて、楽しくて


そして、買い出しにコンビニに寄ろうとした頃、雲行きがあやしくなってしまった


私「お休みの日に、ひとりでコンビニ行ったりしないの?」

彼「行くよ」

私「そういう時に、電話できないのかなぁ」

彼「ん〜、なんで?なんでそんなに電話とかしないとダメなの?」

私「だって、お仕事終わって疲れきっててお腹も空いてて、早く帰りたい時か、酔ってる時しか話せないから

のんびりしてる時のあなたとゆっくり話したいんだもん」

彼「なんでそんなに連絡取り合わないとダメなのかなぁ」

私「なんでそんなに私と話したいことがないのかなぁ」


こんな感じになってしまい

ふたりとも無言のまま買い出しを済ませて


その重い空気のまま、ホテルに戻って

そして、前の記事の、あの話し合い



楽しみにしていたデートのはじまりが、こんなことになるなんて

彼と私、らしいといえば、らしいのかな




真面目な話し合いも、少しずつお酒が入ってだんだん気持ちも和んできた頃

彼は、今お仕事がどんなに大変かという話を、かなり真剣に話してくれた

悩んでいたり落ち込んだりしている原因についても、詳しく話してくれた


私「そういうこと聞いてくれる人、いないの?飲み仲間とか」

彼「いないよ〜、そんなの話さない」

私「お家では?そんな話・・」

彼「するわけないよぉ、なんにもしない」

私「あなたが、こんなに大変だってこと、ママはなんにも知らないの?」

彼「知るわけないよ、話さないもん」

私「私には話してくれるんだ」

彼「お前には話すけどさ」


この会話が、すごくうれしくて、忘れられない




お酒が進んで、とっても彼に甘えたい私

もうずいぶん時間が経つのに

いつまで経っても、彼からはなんにもしてくれない

ホントに楽しそうに、ニコニコしながらお酒を飲んでいる


隙を見て、彼の側へ寄って抱きつこうとしているのが、彼には私の目つきでわかるのか

私が椅子から立ち上がろうとすると

「ちょっと待て、立つな、立たなくていい」

と私を制して

「久しぶりに会っても、こうやって話ができるのが俺たちだろ〜、ケンカしたりさぁ」

と、いつまでも触らせてもくれずに、楽しそうに笑っている

私はいいかげん、くっつきたくてたまらないのに


「ねぇ〜〜、なんでぇ〜?」

と言いながら、酔ってきたから彼につられて笑っていたけど


悔しいから足を伸ばして、彼が組んでいる足を軽く蹴飛ばしたら

「いってぇなぁ〜」

と、またうれしそうに笑っている



やっと会えたのに

ぜんぜんラブラブモードじゃない彼

早く彼にさわりたくて、さわってほしくてたまらなくなってる私


なにこれ〜、なんで?

こんなのイヤだ〜


ちょっと楽しいけど・・・



(続きます)