大好きだから大丈夫

最初で最後の婚外恋愛(遠距離)

一緒に夕日を

(続きです)




厄祓いのお参りを終え、車に戻って、今からのプランを相談

お昼ご飯を食べてからお部屋に行くことにした


お部屋は、私がいくつか探しておいた中から

「ここ、海が見えるって」

と言ったら、彼は迷わず

「そこにしよう」

と、すぐに決まった


お仕事でそのあたりに来たこともある彼が、遠回りしてあちこち案内してくれながら

お部屋まで、しばらくドライブ

ずっと話して、ずっと笑って



お昼ご飯は、ドライブ中に見つけた、彼の大好きなカレー屋さんへ

あの、チェーン店の

ホントに私たちらしい


ご当地メニューのフライを注文したら、私の顔くらい大きいのが2枚も出てきて、笑っちゃうほどびっくりした


彼と一緒に食べると、ホントになんでもおいしくて、いつも食べ過ぎてしまう

ずっと話して、ずっと笑ってるから、きっと楽しいからだろうな

残さず食べちゃって、ホントに満腹で


「あ〜、もう、腹も膨れたし、早くお前と昼寝したい、早くのんびりしたい」

と言う彼



お部屋から、海、どのくらい見えるんだろう?

わくわくしながら、またしばらくドライブして、海沿いにあるそのお部屋に到着


お部屋に入ると

「うわぁ!」

とふたりで大興奮


海側の壁のほとんどが窓になっていて

その向こうが全部、海だった

「すご〜い!」

をふたりで連発してた

彼なんて

「さっき部屋選ぶ時、メンバーズカード作っとけばよかったな」

なんて言ったほど

ホントにとってもステキなお部屋だった



この前のデートの時、今度からはすぐにぎゅってしてね、とお願いしたからか

それとも、彼がホントにそうしたかったからか

さっそく彼に襲ってもらった


そうしたかったんだと、思う

だって、彼

「もう、とまらない」

って言ってくれたから



思う存分愛し合って


何度も彼に耳を食べられそうになって

私の大笑いがとまらなくなったところで、一旦休憩


お部屋に入ってから、もう1時間経過してた



コンビニで買ったケーキで、彼のお誕生日と、それからクリスマスをお祝いした

その乾杯の時に彼が

「今年もありがとうございました

来年もよろしくお願いします」

と言ったから、忘年会にもなった

お正月のつもりの、初詣もできた


なにもかも詰め込める、こんな日に会えるようにしてくれた彼に、感謝の気持ちでいっぱいだった



窓から見える一面の海に太陽が反射して、ものすごくキレイで

その写真を撮るのに夢中になってる私に

「おーい、早くケーキ食べたいんだけどー」

と、彼が、私の口元までケーキを運んでくれて

「あーん」

って、食べさせてくれた

うれしかった


それでもまだ海の写真を撮っている私の周りを、彼が半裸でウロつくので

「ねぇ、写っちゃうよ〜おじいちゃん」

と、愛しい彼を、おじいちゃん呼ばわり


とにかく、ふたりとも、ずっと笑ってた



それから

お風呂に入ったり

お昼寝したり

また愛し合ったりして



ぼんやり窓の外を見ていた彼が

「おい、どうする?今日ついに俺たち、ふたりで夕日が見れちゃうぞ」

と言った

そういえば、ふたりで一緒に夕日を見たことって、なかった


外が少しだけ夕焼けの色になってきた頃

窓をバックに、キスしているところを写真に撮ったら、ありえないくらいステキな一枚になった


彼がいつも

「俺たちジジィとババァだから」

と言うけれど

確かにそうだけど


逆光で、シルエットだけになったから

ジジィとババァのキス写真も、なかなかイケてた、と思うな


写真、ダメって言わずに撮らせてくれてありがとう♡



「夕日まで、まだ時間あるからお風呂入ろ〜」

と行ってしまった彼に

「おーい、早くおいで〜」

と呼ばれて

その日2回目のお風呂なのに、楽しすぎてなかなか出られなくなっちゃって

ふたりとも夕日のこと、すっかり忘れてしまってて


お風呂から上がって

「あ!夕日は?」

と見ると、あとちょっとで沈みはじめるところだった


窓の外いっぱいの広い海に沈む、ふたりで初めて見る夕日

本当にキレイで

一生忘れられないような光景だった


夕日を見ながら、どちらからともなくキスをして

「今日は、ホントにサイコーだね」

と、言ったのは、どっちだったかな



だんだん外が暗くなってきて、そろそろ帰り仕度をしなきゃいけないのに

また、時間ギリギリまで愛し合った



私「楽しかった〜」

彼「あっという間だな、お前といると」

私「ホントにいいお部屋だったね」

彼「サイコーだった、また来ような」

私「(彼の名前)今日もHだったよ♡」

彼「うるさい!」


そんな会話をしながら、お部屋を出た



今日はここからまたしばらくドライブできる

私の帰る時間に余裕があったから、彼のお家寄りの駅まで送ってもらうことにした




(また続きます)