大好きだから大丈夫

最初で最後の婚外恋愛(遠距離)

作戦

昨日、彼は今年はじめての飲み会だった


もう、待ち遠しくて


私だけの、愛しい、愛しい酔っ払い



飲み会が終わった彼が電車に乗ると、早速

「大好き(私の名前)💚」

とLINEが届いて、ニヤニヤがとまらない


彼、電車に乗ると、いつもはすぐに寝ちゃうのに、昨日は少しラリーしてくれた


というか、なんとか寝させないように、彼のエロモードのスイッチをONにしてやろうと、ちょっと意味深なことを送ってみた

スイッチ、うまくONになったみたいで


彼「なに〜」

私「言えない」

彼「なんで〜」

私「恥ずかしい」

彼「教えて〜」「はやく」

私「説明できない」

彼「なに」

私「今度見せてあげる」

彼「なにを」「どうしたの」

私「(ちょっとだけ説明)」

彼「なにが」「教えて💛」

私「今度見せるから」

彼「見えるの」

私「(彼の名前)だけね」

彼「楽しみ」

私「うん❤️」

彼「好きだよ」「(私の名前)大好き」


いつもより、お返事が早い気がしたのは、気のせいかな

必死すぎる彼がかわいくて、ちょっと遊んでしまった


これのおかげで、会える日が早まればいいな、という、私の作戦



こんなことができるのも、今年になって、はじめて

こんなに楽しかったっけ、彼とのLINE



その後、私が最後に送ったLINEが、なかなか既読にならないけど、そろそろ電車は降りてる時間


「もうお家?着いちゃったの?」

と送るとしばらくして


彼「(私の名前)❤️大好き」

私「どこ?」

彼「家」


・・・一気にテンションが下がってしまい、泣きそうなくらいモヤモヤしてきた

少しだけでいいから、彼の声、聞きたかったのに


私「うそー、電話したかったな、残念」

彼「残念」

私「もういいよ、おやすみ」


外はきっと寒かっただろうから、しょうがないか

と少しだけすねてたら、突然着信


私「なに?なに?どこで電話してるの?」

彼「外」

私「お家じゃないの?」

彼「ウソだよ〜」

私「も〜、バカじゃないの?」


今度は私が遊ばれた



彼、ホントに寒そうだった

歯がガタガタ震えるのが聞こえるくらい

それでも、歩く間だけ、と電話をしてくれたことが、本当にうれしかった


「寒い、寒い」と言いながら、でも、すごくやさしい彼の声


寒さで少し酔いが覚めちゃったのか、そんなに酔ってる感じじゃなかった


私の名前を何度も呼んでくれて

「お前の声はやっぱりいいなぁ」

なんて言ってくれた


そしてまずは、すごく気になってたみたいで、さっきの続き


彼「なに〜、教えてよ〜」

私「言えないの!」

彼「え〜、今度会ったら見せてくれるんだろ?」

私「うん」

彼「わぁ〜、楽しみだなぁ、早く見たいなぁ」


めちゃくちゃうれしそうだった

私の作戦、うまくいったらいいな


それから


彼「ちゅーしたいんだ、お前と、いっぱいちゅーしたい、いい?」

私「私もしたいよ、いっぱい」

彼「ずっとちゅーしたい、ちゅーだけでいい」

私「ねぇ、そんなこと、そんな大声で話してて大丈夫なの?誰か聞いてるよ」

彼「あ、ホントだ、忘れてた(笑)」

私「(彼の名前)がやさしくてうれしい、会いたいよ」

彼「会いたいな、早く会いたいよ、お前に」


酔った彼は、ホントに甘い♡

こんなの、毎日言ってくれたら、幸せすぎて死んじゃいそうだな



その後、私が聞きたかったこと

誕生日のメッセージの仕組み


私「どうやったの?起きたの?」

彼「アラームセットして、起きた」

私「(泣きそうな声で)え〜、うれしいよぉ」

彼「でもさ、ちょっと失敗した」

私「ん?あ、0時ぴったりじゃなかったから?」

彼「ちがう、0時ぴったりだと、お前が起きてて、楽しみに待ってて、見ちゃうだろ?

だから、ガッカリして寝ちゃって、朝起きた時に見て『届いてる!』って、びっくりさせたかったんだ

朝、喜ぶかな〜って

だから、ちょっとだけ遅めにしたんだ」

私「あ〜、なのに、私がすぐに見ちゃったから、だから失敗だったのね」

彼「そう!もう寝てると思ったのにさぁ」

私「そっかぁ、寝てればよかったな、ごめんね」

彼「残念」

私「ていうか、夜は楽しみに待ってなかったよ、絶対寝てるだろうから、朝、なんて届くかな〜って思ってたから」

彼「あれ?そうなの?」

私「だから、余計に届いた時うれしくて、泣いちゃったよ、ホントにうれしかった、ありがと」

彼「そうか?それならよかったけど」

私「わざわざ起きてくれたんだね、ホントにありがとう、サイコーだった」

彼「誕生日くらいはなぁ、お前もがんばってくれてるんだからさ」



『がんばってくれてる』は、会えない毎日を、がまんしてること

それを、彼がわかってくれてるなら、またがんばれる


時間差でタネを明かしてくれた、彼の作戦

私の予想の一枚上だった


イタズラ好きの彼

やさしい彼

そんなステキな作戦、考えてくれてたなんて


お仕事で疲れてるから、帰ったら早く寝たいといつも言ってるのに

アラームをセットして、いつもならぐっすり眠ってる時間に、わざわざ起きてくれたなんて

私のために


私、彼に、とっても大切にしてもらえてるんだな

そう思ったら、涙が溢れそうだった



彼の作戦が失敗したおかげで、1回の誕生日に、2回もプレゼントがもらえた

大好きな彼から


本当に、幸せだなって思った



そんな話をしてたら、もう彼がお家に着いちゃって


「ありがとう」と「おやすみ」を何度も言い合って


「(私の名前)好きだよ、大好きだよ」


彼のこのセリフに、また胸を撃ち抜かれてしまい、泣きそうになりながらも


「うん、もう一回言って」


と、おねだりした


彼「大好きだよ(私の名前)」

私「うん、わかった」


また私からは「大好き」と言えないまま、電話を切った



たった数分、彼の声が聞けただけで、すごく満たされた


私の大好きな彼は、また私にご褒美をくれた



普段は、ホントになにも伝えない彼

でも、伝えてくれなくても、ちゃんと想ってくれてる

私が感じるより、ずっとたくさん


また、それを、思い知らせてくれた


だから、大丈夫

今までどおり、ちゃんと待ってるから

だから、どうか、元気でいてほしい



昨日、LINEでも、電話でも、多分、私からは一度も伝えられなかった


彼にはきっと、わかりきったことだろうけど



「あなたのことが大好き」