大好きだから大丈夫

最初で最後の婚外恋愛(遠距離)

祈ること

一昨日、飲み会終わりの彼と、電話で話せた


今月に入ってから飲み会が多い

私はとってもうれしいけれど、彼はきっと疲れているだろうな



最寄駅までたどり着ける電車がなくなった時間だったから、また、タクシーをお家から離れたところで降りてくれたんだと思う


すごく遅い時間だったのに

きっと、すごく寒かったのに


だから、彼がまだ電車に乗ってる頃に

「寒いから、無理しなくていいよ」

とLINEを送ったのに



だから、彼の声が本当に愛おしかった



私の名前を呼ぶ彼の声が、本当に好き


「お前の声、聞きたかったよ〜、元気か?」

とすごくうれしそうに言ってくれた


そして、酔ってるのに、少し真面目な声で

「ちょっと、真面目な話していいか」

と、その日の朝、病院に行った話をしてくれた


やっぱり、彼の持病が再発していた

年末に会った時、少し痩せていたのはそのせいだったのかな


この先、お仕事が繁忙期に入る彼

病院に行くために、お休みがなかなか取れない

お医者さんに

「お仕事と、自分の体、どちらが大事なんですか」

と怒られたそう


すごく心配なのに

こんな時、なにもしてあげられない


私にできる、たったひとつのこと


「私と会う日、病院に行った方がいいんじゃない?

そうした方がいいよ、心配だもん」


本当にそう思って言った


「ダメ、その日はお前と会うって決めてるから

そのすぐ後に、半休取って病院に行ける日があるから大丈夫

ごめんな、こんな話したから、お前に心配させて」


そう言ってくれた




彼の持病は、出会った頃から

だから、もう20年以上治ったり再発したりしている


今もそうだけど若かった頃も、彼はいつもすごく元気で明るい人

だから、そんな病気だなんて聞いて、すごく驚いたのを覚えている

その病名を聞いたのは、彼からのその時がはじめてだった

だから、彼と離れていた間も、その病名をどこかで聞くと、いつも彼のことを思い出していた



ふたりが再会した日

「今、ちょっと病気でさ」

と言った彼に

「○○○?」

と、私がその病名を言ったら、彼、すごく驚いていた

「ずっと覚えてたよ、その名前聞くと、いつも(彼の名前)のこと思い出してたから」

そんな話をした


そして、その日、彼が言うには、その病気の薬を飲んでると、勃たなくなるらしい

(この話、ウソだと思うけど(笑))

だから

「せっかくお前にまた会えたけど、エッチできない」

再会したその日に、会って1時間も経たないうちに、そう宣言された(笑)


その後しばらくして、病気は治ったのに

それなのに、また再発してしまった




電話で病気のことを伝えてくれた後

「だからな、今度会ってもお前を抱けない、ごめんな」

なんて、悲しそうなセリフを、私を笑わせようとする時の声で言うから、おかしくて、ふたりでクスクス笑った


病気のことをすごく心配しているのが、私の声でわかったんだと思う

私が悲しそうだったり、落ち込んだりしていると、こうやっていつも笑わせてくれる


「いいよ、そんなの、私もね、女の子の日かもしれないから、ごめんね」

と、私もわざと悲しそうな声で言って、またふたりでクスクス笑った


「ぜーんぜんいいよ、そんなの、お前と一緒にいられればいいんだ」

そう言ってくれた


彼「お前の側で寝たいなぁ、ずっと寝てるわ、俺、ごめんな」

私「いいよ、ずっと横にいてあげる」

彼「一緒に寝れるなんて、うれしいなぁ」

私「ね、ずっと寝てよう、そんな幸せなことないね」

彼「ずっと寝てるのはイヤだなぁ、ちょっとくらいは触ってもいい?」

私「どこを?」

彼「どこ触ろっかな〜、どこ触ってほしい?」


ちょっとエッチな彼が出てきた

ここには書けないようなことをたくさん言うのを、私はずっと笑って聞いていた



そんなこと話してたら、彼はお家に着いてしまった


私「寒いから、もう切ろうか?」

彼「まだいい」

私「もういいよ、風邪ひくといけないから、声聞けてうれしかった」

彼「俺も、うれしいよ」

私「(彼の名前)大好き」

彼「(私の名前)好きだよ、大好き」


そして「ありがとう」と「おやすみ」を何度も言い合って、電話を切った



まるで、彼に包まれているような6分間

すごく幸せな時間だった




年末に会った時の、少し痩せた彼の体を思い出す

彼の病気、すごく心配なのに、私にはなにもしてあげられない


元気でいてね、健康でいてね

ただ、そう祈ることしか



彼の側にいてあげたい

せめて、気持ちだけでも


こんなに大好きなのに

とっても大切な人なのに


私は、遠くにいて


なにもしてあげられなくて、ごめんね