大好きだから大丈夫

最初で最後の婚外恋愛(ただいま遠距離)

大切な日、なのにね

今日は、彼と私にとって、大切な日


去年の今日

20数年ぶりに、電話でお互いの声を聞いた

そんな日


彼はきっと、覚えてもいないけど



今朝、彼に、それを伝えるはずだった

かわいいスタンプでもつけて


なのに、そんなことできるような朝じゃなかった




昨日の夜、彼は飲み会だった

と、私は記憶してた


【いつもの飲み会の日のパターン】

夕方、LINEを送っておく

帰りの電車に乗る頃に既読になる

しばらく電車の中でLINEのやりとり

電車を降りて自宅までの間に、電話


こんな感じ


酔ってる彼はいつもより優しいから

この時間だけが、私の癒し

今は、特に

会えないから



昨日、夕方送ったのが夜8時くらいに既読に


あれ?早いなぁ

今から飲み会はじまるのかな?

それとも、飲み会の途中に見てくれたの?

珍しいなぁ、私のこと気にしてくれてるんだね


喜んでいた

お気楽に


10時くらいに、もう一度、酔ってる彼が喜んでくれそうなLINEを送っておく


最終電車まで、待機

他のことしながらも、ほぼスマホ画面とにらめっこ


お風呂にも入りそびれてる



最終電車の発車時刻が過ぎても、既読にならない


モヤモヤ、モヤモヤ


なんで?



飲み会じゃなかったの?

私に飲み会だって伝えてたこと、忘れたの?

飲み会がなくなったこと、別に言う必要もないって?


8時の既読は、普通に、仕事終わった帰り道だったってことか



私、ずっと待ってたのに


モヤモヤがおさまらないまま

全然既読にならないトーク画面に



「今日、飲み会じゃなかったんだ

電話できると思って、ずーっと待ってたのに」

「ママ(彼の奥さんのこと)はいいね

あなたのこと全部知ってて

私は、あなたのこと、何も知らない」

「世界中でいちばん、あなたのこと知りたいのは、私なのに」

「なんにも教えてもらえない」

「それでも好きだから、がまんするしかない」

「こんなに悲しいけど、大好きだよ」

「毎日いっこだけ、LINEもらって、おしまい」

「がまんするよ」

「ずーっとね」

「好きだから」

「ママはいいね」

「私、いない方がいいのかな

めんどうなだけだからね

あなたのジャマになってるだけだからね

こんなにあなたのことだけが、好きなのにね」

「大好き」

「いなくなろうか?」

「私なんか」

「全部うそ、大丈夫だよ、ごめんね」

「なんでかな、大好き」


15分おきくらいに、2・3個ずつ


今朝、起きてるはずの時間

件数見て、開くの躊躇してるんだろうな

まだ既読にならないから


「すごく悲しいけど、ずっと好きだよ」

「あなたのこと

なんにも知らないけど

大好きだから

ずっとがまんしておくよ」


ふたつ、追加


あーあ、また大爆発した


でも、いいや、知らない

昨日の夜、あんなに泣いたんだから

泣いたことも、あなたは全然知らないんだから



通勤中の時間になって

いつもの「私の名前」のあと


「大丈夫ですか

昨日は飲み会は早く終わり、自宅に早く着いたのですが、速攻で寝てしまいました

電話できなくてすいませんでした」



もう、本当にいやになる

頭の中、「なんで?」がいっぱい


なんで、早い時間とはいえ、酔ってたのに私のこと思い出さないの?

なんで、電車に乗ってる間、ひとつくらい、LINEしてくれないの?

なんで、私がずっと待ってること、わからないの?



頭の中、まとまらないまま


私「飲み会の日は、私があなたからのLINE、ずっと待ってるってこと、覚えといて

バカみたいだった

今度いつ飲み会?」


彼「○日です」


私「ママはいいね」


私「ね」


私「あなたになにもできないし

あなたに必要となんてされてもないし

あなたのじゃまになってるだけだし


好きなだけで、なんにもないね


会えないしね


それでも、あなたが、私のこと好きでいてくれるなら、ずっとがまんしてるけど


それも、わからなくなる日があるよ」


私「朝からごめんね おしまい」


彼「今日帰り、電話します

残業やってくので

帰る時また連絡します」



ねぇ、知ってる?

今日がどんな日か


今日の夜は、きっと電話できない

あなたが帰る頃、うちには家族が勢ぞろいだから



こんなはずじゃなかったのにな


私が彼を好き過ぎて

立たなくてもいい波風が立つ




こんな時、いつも頭に浮かぶのは

彼が、私と再会する数年前まで付き合ってた彼女


独身で、そちらにも彼氏がいて、一カ月に一度だけ彼から連絡をして会ってた、という、彼女


彼からの連絡がない時は、何も連絡してこなかった、という、彼女


うまくやってたんだってね


私みたいな「かまってちゃん」じゃなく、物分かりがよくて、大人だったんだよね

私よりずいぶん年下なのに


その彼女なら、きっとこんなことしないね



でもさ、その人、ホントにあなたのこと好きだったのかな



本気じゃない分、私みたいに、重くも、めんどくさくもなくて、その彼女くらいの人が、あなたにはちょうどよかったのかな


彼が単身赴任になって、別れたんだって

なかなか会えなくなったからなのか、理由は知らないけど


お別れ旅行の話まで、聞いちゃったよ

聞いてもいないのに


夕日を見に行ったって

でも、俺が遅刻したせいで見れなかったって

その夜は、何もしないで、ふたりで泣いたって


あんな話、なんで私にしたの?


私は、そこには一生行かないからね

そこの夕日、キレイで有名らしいけど

私は一生、見ないからね



その彼女みたいに、物分かりよくいてほしいから、私にあんな話したのかもしれないけど

その彼女みたいに、物分かりよくいられないのは、あなたのこと、本気で好きだから

なんだけど


わかってもらえないね

きっと、めんどうなだけ

あなたにとっては




今日がこんな日になるなんて


去年の今日の、あの電話を懐かしんで、穏やかな日を過ごしたかったのに

こんなことばかり考えて過ごすはずじゃなかったのに



今日が大切な日だって思ってるのは

私だけだ


こんなに好きなのも

私だけなのかな