大好きだから大丈夫

最初で最後の婚外恋愛(ただいま遠距離)

愛すべきヒーロー

2ヶ月以上、彼とは会えず


そんなに会えないなら、

昨日も、今日も、平日も、週末も

何も変わらず過ごせてもよさそうなものなのに


毎日、毎時間、毎分

私の気持ちは、飽きもせずによく変わる


原因は、もちろん、彼

悪意なんて、これっぽっちもなく、なーんにも変わることなく、ただただ仕事をし、自分の日常を暮らしている、そんな彼



遠距離になる前

「ここで10ヶ月だけでも一緒にいられる時間があったから、あなたのことがよくわかって、よかった」

と言う私に

「お前は、すぐ俺のことわからなくなっちゃうんだね、俺はなーんにも変わらないのに、ひとりでわからなくなって、ひとりで爆発しちゃうんだよね〜」

と、彼は言った


その時、私

「もう大丈夫だから、もうあなたのこと、ちゃんとわかったから」

なんて、よく言えたもんだ

あれから何度、爆発しただろう


私がどんなに爆発しようと

• LINEは既読にするだけ

• 電話は酔ってないとほとんどかけてこない

• めんどくさい話は嫌い

こんな彼と、私の気持ちが落ち着くための話し合いなんて、できっこない


遠距離になる前は、私の気持ちがこじれてしまった時でも、ちゃんと会って話せる機会があったから、たくさん話し合って、気持ちを伝えたり伝えてもらったり、そしてそのまま抱きしめられたりなんかしたら、もうどうでもよくなったりして


「俺たち、会って話をすれば、絶対大丈夫だな」

というのが彼の口癖だった


でも、会えなくなった

会えなくなったのに、私の気持ちだけは、なかなかいつも穏やかではいられなくて



そんな浮き沈み、沈み沈み、を繰り返す私の、たったひとりのヒーローは


酔った彼


酔った彼が伝えてくれる

愛の言葉や、私への気持ち


時には昔話だったり

○○にまた一緒に行きたいなぁ、だったり


最近、声しか聞いてないけど

多分、顔を見たら、目はハートかも



不定期に現れる、このヒーローからの溢れる愛情に、もうこの上なく癒されて、支えられている



そんな愛すべきヒーロー、遠距離になる前は、かなりのトラブルメーカーだった




ちなみに


【トラブルメーカーの事件簿】


会う約束をしたのに、シラフになったら覚えていなかった


まだ私の家族が勢ぞろいの時間に、予告なく電話をかけてきた


明け方まで飲んで、スマホの充電を忘れて電源が切れていて、もしくはマナーモードのままにしていて、私からのモーニングコールで起きれず、私が車を飛ばしてお部屋まで起こしに行った


何かの話の流れで、昔の彼女のLINEのトークルームを自分で見せた

(そのせいで、まだ連絡先が残してあること、私と再会した後なのに「誕生日おめでとう」を送ったこと、その人のフルネーム、お互いどう呼び合っていたか、などを、私が知ってしまった)

などなど


最後の1個は、ホント、最悪


そして、そんなトラブルのこと、ほとんど覚えていないんだから


まぁそんなトラブルも、今となっては、彼との大切な思い出だけれど


あ、最後の1個はいらない思い出

(もちろんそのLINEは、後日、泣きわめく私の前でブロック削除してもらった)



こんなダメな人だけが、今は心の支えだなんて

うれしいやら、情けないやら



でもそんな愛すべきヒーローに、毎日でも癒されたくて

「会えなくてもいいから、毎日ベロベロになるまで飲んでくれない?」

って、マジメに聞いたら

「毎日ベロベロでは死んでしまいます」

と、マジメな答えが返ってきた




えーと、あれ?


今日は、酔った彼がどれほど優しくてステキか、をテーマにしてはじめたつもりだったのに

彼がどれほどダメなのか、悪口を交えて、かなり思わぬ方向に仕上がってしまった



たまにはいいか


そんなダメなあなたのこと、こんなにも大好きで、好きすぎて、しょっちゅう爆発する私も、相当ダメなやつだから



ダメなやつ同士、ずっと一緒にいようね




ところで

今度はいつ、飲みに行きますか〜??