大好きだから大丈夫

最初で最後の婚外恋愛(ただいま遠距離)

『明日の朝起こして』

いよいよ明日、彼に会える



彼は、昨日の夜からこの街に来ていて、私の自宅から数駅のところにあるホテルで2泊し、今日と明日はこの街で仕事をする


昨日も、今日も、彼がこんなに近くにいるのに、会えないなんて

なんだかすごく、もどかしい


昨日の夜は、一緒に来ている同僚と、今日の夜は、久しぶりに会う単身赴任していた頃の同僚と、なにしろ毎晩飲み会だそうで


「飲み会終わったら会いに来て〜」

と、お願いしてみたけど

「バカ、バカ、無理だよ〜」

だって


でもいいよ

出張中は終電も気にしなくていいもんね

きっと深夜まで、繁華街でご機嫌だね

ご機嫌で帰ったホテルで、ゆっくり電話してくれるもんね




昨日の朝、移動中に読んでね、と、私のブログの「彼の誕生日」の記事を送っておいた


夕方、移動中の彼からLINEが届いた

「出発しました」

のあと

ポーンと、お店のURLが出てきて

「明後日の飲み屋」

とメッセージ


わ!ステキなお店


開いて写真を見ると、彼の誕生日にふたりで飲んだお店とそっくりの、個室の写真が出てきた


もうそれだけで泣きそうに


「うれしい

ヤバい

泣きそう

大好き

ありがとう

早く会いたい

大好き」

と、かなり興奮気味の私


彼「それが、その日混んでて2時間までの個室で、そのあとの店もどっか予約するつもりです、またLINEします」

私「そのあとは外に座ってしゃべってても、なんでもいいよ、喫茶店でもいい

あなたといられるなら

ありがとう、本当に

夜のLINE待ってます」

彼「了解です

店の中で、席変えて2次会してもいいし 次の店は予約しませんよ

LINE遅く鳴門かも知れないから、気長に待っててください」


??鳴門🍥が入ってますけど(笑)



飲み終わった彼からの連絡を待つ間に、すごいこと思いついちゃって


彼が予約してくれたお店から、ちょっとがんばったら、私が行ってみたかったあの場所に行けるんじゃない?


それは、昔、出会った頃、彼とはじめてお泊まりした夜に、彼に連れていかれた、彼の友達が一人暮らししていたあのアパート

私はハッキリ場所を覚えていないし、まだ残ってるかどうかもわからないけど

彼と私の、大切な思い出の場所


飲んでる最中の彼に

「飲んだあと、時間あるなら、あの思い出のアパート見に行きたいな〜

お天気いいといいね」

と送っておいた



少しウトウトしていたら、ホテルに戻ったご機嫌な彼から電話がかかってきた


私の名前を、とにかく連呼してくれる

優しい声で


私が

「あさってのお店、すごいね!あの時のお店とおんなじだった!」

と言うと

「だろ?お前、絶対そう言うと思ったんだ、それが聞きたかったんだよ」

と、すごくうれしそうに言った

「あんな個室がないか、って、200軒くらい探したんだぞ」

だって

200軒は嘘だと思うけどな

でも、そんなに一生懸命調べてくれてたなんて、いつの間に?

・・・私のLINEは見ないのにね



それから

「あ、お前、間違ってるぞ」

ブログのダメ出しされちゃった

乗り換えの時にふたりで走ったのは、2回目の乗り換えの時じゃなくて、ホテルに行く時だって


そんなの覚えてるんだね

なんだかうれしい


それに、読んでくれたんだね


彼「それにしても、お前の記憶もすごいな〜」

私「思い出した?」

彼「思い出したよ」

私「読んで、うれしかった?」

彼「うれしかったよ」

私「また行こうね」

彼「行きたいな」



それから、アパートの話

彼「お前はまた、すごいこと思いつくんだなぁ」

私「ね、すごいでしょ?ダメかなぁ、ちょっと遠い?」

彼「行けるんじゃないか?行ってみようか、オレも見てみたいし」


なんだか夢みたい

デートの計画してるんだね、私達



この間のヒドかった私のLINEの話なんかをして、たくさん笑って


「俺たちこんなにお互いに好きなんだから、会えなくなっても大丈夫だろ?」

「もう、休みの日に、つらくなるなよ」

「ずっと好きだぞ」

こんなようなことも、たくさん言ってくれて、私はずっと

「うん、うん」

って、時々泣きそうになりながら聞いていた



だんだん眠そうな声になってきた彼が

「あ、そうだ、アレアレ、久しぶりの」

と、すごくうれしそうに言う

私「何?」

彼「いつものアレ『明日の朝起こして』って、コレが言いたかったんだよな〜」

って、笑った顔が浮かんでくるくらいうれしそうな声で言うから、うれしすぎて、いよいよ本当に泣いちゃった


彼が単身赴任であのお部屋にいた頃は、お部屋でも、出張先のホテルでも、彼がたくさん飲んだ翌朝は、必ずいつもモーニングコールしてたから

酔った彼との電話の最後に、必ず

彼「明日の朝起こして」

私「何時?」

彼「○時ね、頼むね」

って言う会話をしてたから


今は自宅に住む彼を、私が起こしてあげることなんてなくなってしまったから

それができなくなったことが、すごくさみしいなって、いつも思ってたから


2ヶ月ぶりにこの会話ができることを、ふたりが同じ気持ちで喜んでいることがうれしすぎて

もう切らなきゃいけないのに、幸せすぎて、涙が止まらない


「明日の朝、起こしてね」


もちろん、喜んで



「ありがとう」と「おやすみ」を、ふたりで何度も言い合って、電話を切った



今朝、彼に言われた時間に電話をかけたけど、やっぱり全然起きない

18回目でやっと電話に出た時には、もう予定の時間を20分以上過ぎてた


全然起きない彼

朝からヤキモキさせられる私

これも前と同じだ


懐かしいな



私との思い出がたくさんできたこの街で、今日、お仕事の彼


私のこと、たくさん思い出してくれてるといいな



今日の夜は、懐かしい人達との飲み会

多分昨日よりベロベロだね



ご機嫌な電話


今夜も楽しみに待ってるよ