大好きだから大丈夫

最初で最後の婚外恋愛(ただいま遠距離)

会いたいに決まってる

先日のデートの何日か前


「彼に会ったら、その後、私、2カ月前の自分に戻ってしまうんじゃないか」

というようなブログを書いていた


けれど、もうすぐ彼と会えるというのに、あまりに内容がネガティブで、翌日、自分で読み返してもドン引きするほど


こんなの人様に見せられない

すぐにゴミ箱へ


だけど、ゴミ箱行きのブログが的中

・・・とまではいかないけれど、デートの前よりずっと、彼のことが恋しくなっている


先日のデートから2週間足らずで、また彼に会えるというのに

しかも、その日は朝から夕方まで


彼が

「8時間くらいしかいられない」

と言ってくれたのが、うれしかった


「しか」


もっと一緒にいたいと思ってくれてたのかなって


その彼のプランを聞いて、泣くほどうれしかった


その約束があるというのに

その日が終わってからのことを、もう考えてしまっている


その日が過ぎたら、もう約束がない


また彼を待ち続ける毎日がはじまるんだ、という不安



2カ月をかけてやっと、もういつ通っても大丈夫になってたはずの、彼が単身赴任中に住んでいたあのお部屋に繋がる道

昨日通ったら、涙が出てきた


こんなに恋しくなるなら、会わない方がよかったかもしれない、と思ってしまうほど


なんでこんなに恋しいのかな



そんな気持ちの今日

午後、ひとりで自宅にいた彼と、長い時間電話で話せた


彼は、午前中体を使う仕事をしていて、早く終わったし疲れたから、今から飲んで寝る、というところ


近かったら会いたいくらいだけど

電話で声が聞けるだけでも、すごくうれしい



ただ、不安定の渦中の私

彼のあるひとことに、少しかみついてしまった


はじめのうちは、楽しく、先日のデートのことを、あれこれ話していた


そして

私「2ヶ月以上会ってなかったのに、エッチなしの4時間足らずのデートで、あんなに楽しくて満たされるなんてね〜」

彼「だろ?だからいつも言ってるだろ、俺達は会えなくたって大丈夫なんだ」



・・・「会えなくても大丈夫」


この言葉、彼は本当によく言う


会えなくても、お互いがお互いを好きな気持ちが変わることはない、だから大丈夫、という意味だということは、ずっと言われ続けてきてわかってはいるんだけど


一緒にいる時や、彼が酔ってる時は、この後に

「好きだから」

などと続けてくれる

それに、一緒にいればその場の雰囲気で

「そうかな、そうだね」

と納得することもあるけれど


シラフの彼との電話で、このひとことを聞いてしまうと、なんだかいつもモヤモヤする


なんで、会えなくても大丈夫なの?

私は全然大丈夫じゃないのに

会いたくてたまらないのに

私のこと好きじゃないから大丈夫なの?

会えなくても大丈夫だから、もう会う予定も考えないってこと?


こう考えずにいられない


私「本当に大丈夫なの?もし、このまま1年も2年も、もしかして一生会えなくても、平気なの?」

彼「大丈夫」


・・・ありえない


かたくなな彼に、ムキになってしまう


私「じゃあ、会わずにいようか?私さ、この前会えたから、もう、すごく会いたくてたまらなくなってて、悲しいくらいなんだよ」

彼「それはマズイなぁ、また爆発しそう?」

私「今は次に会える約束があるから、その日に会えるのがすごく楽しみだけど、その日に会った後、次の約束がないから、自分がどうなるかが心配」

彼「じゃあ、会わない方がいいのか」


そうじゃなくて


次に会えること、少しは考えてほしい

今は予定が立てられなくても、会う予定を考えようとしてることだけでも、伝えてほしい

「会いたい」って思ってるって、言ってほしい


それを、彼に素直に言えばいいのに


私「そうかも、今のままならまだがまんできそうだけど、8時間も幸せに過ごしたら、その後が不安でしょうがない」

彼「会わない方がいいか」

私「本当に?会わなくてもいいの?」

彼「俺は会いたいけど、楽しく会いたいから、会ってお前がツラくなるんだったら会わない方がいいか」


ん〜、そうじゃない、そうじゃない



そして、しばらく険悪なやりとり


彼の声がどんどん曇ってきた


違う違う、私の大好きな彼の声、こんな声じゃないのに

こんな声にさせたのは、私か


私「責めてるわけじゃないんだよ、私の気持ちをわかってほしいだけ」

彼「俺の言葉がお前を苦しめてるんだろ?」

私「そう思うなら、私が安心するようなことを言ってくれればいいのに」

彼「俺は、そういうこと言わないやつだから」

私「だから、私ががまんしておけってことか」

彼「そうじゃないけど、なんて言っていいかわからない」

私「本当に、本当〜に、ずっと会えなくても平気って思ってるの?」

彼「思ってるわけないだろ、会いたいに決まってる」


・・・ん???


あ、飲んでるからだ

彼、ちょっと酔ってきたんだ



はじめから酔ってる彼との電話は、感情が溢れて、甘い言葉しか言わないから、こんな話にならない

逆に、シラフの彼との電話は、こんな話になると、つっかかる私に彼がだんだん呆れてきて「はいはい」「わかりましたよ」と納得させられただけのようになり、お互いスッキリしないまま終わってしまう


電話の最中にだんだん彼が酔っていく

こんな電話、今までしたことなかった

なんだか面白い展開になってきた


私「平気じゃないなら、会えなくても大丈夫だなんて、言わないでよ」

彼「そっか」

私「会えなくても大丈夫って言われると、会う必要ないとか、最悪、会いたくないって思われてるみたいに感じる」

彼「そんなわけないだろ」

私「それなら、大丈夫だなんて言わないでほしいな、会いたいって言ってほしい」

彼「そうだな、ダメだな、俺」


酔ってきて、だんだん優しくなってきた

なんだか、怒られてる子供みたいで、かわいそうになってきた



その後、しばらく話して、さらに酔ってきた彼から、今まで言わなかった彼の考えが少し聞けた


この日に会えるって言ったのに、ダメになった時、私が落ち込むのが自分もツライから、簡単に次の約束を言い出せない


例えば、その日とか1日前とかに、急に時間ができたから「会える?」と聞いたら、私がどんなことをしてでも頑張って会おうとするから、そんな無理はさせたくない、無理させるのが悪いから、言い出せない


こんなことを話してくれた



私の気持ちも伝えた


次にいつ会えるかわからずに過ごしていくのは、本当にツライから、あいまいでもいいから会える予定を知っておきたい

突然でも会える時間ができたなら、私に伝えてほしい

無理かどうかは私が決めることだから

そうやってお互いにがんばらないと、私達はなかなか会えない

どんなにがんばっても、少しでも会えたら、すごくうれしい



そして、続きは今度会える日にゆっくり話そう、ということになって、やっとふたりともおだやかな声に戻った


酔ってきた彼がちょっとエッチなことを言いはじめて、私もそれに乗っかって、大笑いした



そして、新しいルールを作った


「『会えなくても大丈夫』は、もう言わないでね」


「わかったよ」と言って、彼は酔ってきたからもう寝る、と電話を切った



酔って寝たから、忘れてるといけないから、念のため、LINEしておいた

「電話、うれしかったよ、ありがとう

だんだん酔ってきてたから、覚えてないかもしれないから、もう一度伝えておきます

『会えなくても平気』

は、思ってないのに言わないでね

お願いします

○日、たーくさん仲良くしようね

大好き♡」


夕方、目が覚めた彼から

「(私の名前)、大好き」


わぁ〜、予想外の「大好き」が!

まだ酔ってるのかな


「うれしいです♡」のスタンプを送った



あんな険悪な電話だったのに

途中でイヤ〜な気持ちになったけど、本当の気持ち、言ってみてよかった


途中から彼が酔ってくれたおかげかもしれないけど



少しずつ不安を減らして、また楽しく彼と会いたい


笑顔で会えるように、穏やかに過ごしたい



早く彼に会いたいな