大好きだから大丈夫

最初で最後の婚外恋愛(ただいま遠距離)

切り替え作業中

昨日の夜

酔った彼との電話なのに、少しケンカになってしまった



私はいつも、私が送ったLINEが既読になることで、彼の行動を把握している

どうしてもLINEをしたくないという彼だから、そうするしかない

でも、それは私が勝手にしていることだってことは、わかっている


勝手にしていることだけど

それがいつもと違ったり、把握できなかったりすると、すごく不安になる

それも、私が勝手にそうなっているだけだってことも、わかっている


私が考えたいろんなルールを彼にもお願いしてきたのは、そのルールの中で自分が不安にならないため



昨日は、彼が『飲み会の前に連絡する』ということをしてくれなかった


それだけのことで、案の定私は数時間、ものすごく不安な気持ちで過ごしていた


彼は通勤に車を使うこともあるので、不安な時間の間には

「事故を起こしたんじゃないか」

と考えてしまうこともある



私は、誰かが遅れたり、連絡なく予定が変わることに、すごく敏感なところがあると思う

決して、腹を立てているのではなく、大げさだと思われるほど本気で心配してしまう


それには、そういう性質が根付いてしまった原因がある


私の父は大酒飲みだった

その父が、時間通りに帰ってこない時は、必ずなにかしらの問題が起きている

その問題がハッキリするまでの間に、家族の中に流れる不穏な空気

問題がハッキリしてからは、それを解決するために家族でする話し合い

それはもうほとんどが大ゲンカ


物心ついた頃からそんな家族の中で暮らしてきたから、そんな性分になっても仕方がないと思っている


でも、私は怒りをぶつけているつもりがないのに、周りの人からすると、信用されてないと感じる、窮屈だ、とイヤな思いをされている

だから、気をつけようとは思っても、なかなかなおせない

自分でも、すごくめんどくさいと感じている部分のひとつ


このことは、彼にも話したことがある

もう覚えていないかもしれないけれど



そして、昨日は、彼にもきっとそんな思いをさせてしまった


彼が、連絡をしなかったのには理由があって

「もうすぐ会えるんだから、今日は飲んでも電話するつもりはなかったから」

と言った


確かに、私が連絡をもらいたいのには、酔った彼からの電話があっても大丈夫なように準備をするから、ということもあるけれど

もし泥酔してしまったら、きっと彼は自分では制御できないはずなのに

「最近はそれほどたくさん飲まないから、大丈夫なんだ」

とも言っていた



飲み会だと聞いていなかったことで不安になっていた私からのLINEが、彼にとっては責められていると感じてしまったようだった


その私からのLINEの中には、まだひとつだけ決められないことがある、次に会う約束のこともあって

「○日、ちゃんと会えるんでしょうか」

というものもあった


飲み会が終わって、電車の中の彼からの、ひとつめのLINEは


「何で不安なの

絶対好きなのに

○日いやならやめときますか

俺はこんなやつです

ごめん

何にも考えてないと思われるやつです」


飲み会ならいちばん安心できるけれど、もしかしてもう帰って寝ちゃったのかもしれないし、本当に何かあったのかもしれないし

と、いろんなことを考えていたのに、彼が飲み会だったことを、このひとつめのLINEで知った私


もう、なんてお返事すればいいか、わからない

それに、会えるのかどうか心配していただけなのに

「○日いやならやめときますか」

と言われて、泣きそうになってしまった


私の言葉に、彼は気分を悪くしたんだろうけど、私は彼の言葉に傷ついてしまって

「ホントにもうやめようか」

と送った


「なんで」

「俺のせい」

「やっぱ」

「ごめんなさい」

「おやすみ」


と、どんどん彼から届いて

どんどん悲しくなってくる

彼が酔ってるから話にならないのなら、また酔ってない時に、と思っても、翌日から週末、週が明けても、またいつ電話してくれるかなんてわからないから、今のうちになんとかしたいけど

「おやすみ」

と、締められてしまっている


私はしばらく何も返せないし、彼からもそれ以上何も届かない


ホントに泣けてきて

「やめるの?」

「今日も泣いて寝ます」

と送ると

「いつも俺が悪いんだ おやすみ」

また怒らせてしまった


その後は、文章の最後に

「ごめんね」

「大好き」

を必ずつけて、飲み会だったことを知らせてほしかったことと、会える日のことがなかなか決められなくて不安だったことを伝えると、彼から

「電話しなくても

俺たち大丈夫だと

いっつも思ってます」

「大好きだから」

と、やっと少し落ち着いた


彼が電車を降りたあと、電話してくれた

彼は外を歩いたり止まったりしながら


彼の声は1週間ぶり

あまり酔っていなくて、少し声がかすれていた

「風邪ひいたの?寒いから早くきろうね」

とはじめに言ったのに、私


彼にもちゃんとわかってほしいという気持ちから、つい言ってしまった

「飲み会の日は言ってほしいのに」

という私のひとことで、彼が少し怒ってしまった

その後、どうして私が不安になるのか、やっぱり彼にはどんなに説明しても伝わらない


そして、途中、そんなにも連絡がないことに不安になる私と、連絡しなくてもいいと思っている彼で、この先やっていけるのか、というようなことを彼が言った


彼が酔ってるから、今こんな話しちゃダメだ、と頭の中では自分に言い聞かせてるのに、彼の言葉に反応してしまい

「もうダメなの?」

と聞いてしまった

彼「もうダメなのかなぁ、俺はこんなに好きなのに、お前がダメって言うなら」

私「ダメって言ってない、ダメなの?って聞いたの」

彼「お前がダメだと思うならしょうがないじゃないか」

私「大好きなのに、何でダメなんて言うの?」


酔ってる彼と、不安定な私

もう、今日はこの話しちゃダメだとわかってるのに


こんな話を、寒空に立たせた彼に15分くらいもさせてしまって、彼がどんどんイヤな気持ちになるのは当然だった

だから、もう、お互い納得はできないままだけど、私から

「もう、この話やめよう」

と言うと、彼も

「そうだな、もう終わり」

と言って、終わりにした


そして、私が

「(彼の名前)ちゃん、会いたいよ」

というと、その瞬間に声が変わったことがやっぱり彼にだけはわかって

「その声、いいなぁ」

さっきまで、すごくイヤな声でイヤな話ばかりしていた私に、そんなこと言ってくれた

「(私の名前)」

と何度も呼んでくれて


そして、今度会える日に、私を連れて行ってくれようと思っている場所をひとつだけ教えてくれた

「○○○っていうところがあってさ、知ってる?そこでイルミネーションがやってるんだけど、でも、時間が間に合うかわからないんだよなぁ」


「○○○っていうところがあって」のところで、私はもう泣いていた


なんで、途中経過をまったく伝えずに、私がいちばん不安になってる時にこういう伝え方をするんだろう、彼

私の喜びを倍増させるためにわざとやってるんだとしたら、かなりのテクニックだと思うけど

きっと無意識なんだろうな


私は号泣するほど喜んでしまったから、やっぱり彼にはかなわない


そして

「大好き」

「おやすみ」

を何度も言い合って、電話を切った



私の声が変わった(私は無意識だけど)ところから電話をはじめられたらよかった

風邪気味の彼を、寒い中に長い時間立たせてしまった

またイヤなことばかり言ってしまった


それなのに、彼は

「会えるの楽しみだよ」

と言ってくれた


結局、また私の反省ばかりが残る日になってしまった



電話を切った後しばらく、いや、今も少し、彼のあきれたような怒ったような声と、別れ話になりかけたくだりが、時々頭の中で繰り返されている


早く忘れたい



今朝

「(彼の名前)おはよ

昨日の電話のことは覚えてる?

飲み会おしえてもらえなかっただけで、イヤなことばかり言ってごめんね

寒いのに、付き合わせてごめんね

あなたが好きだと言ってくれるカワイイ声じゃなくてごめんね

大好きなのに、ダメな子でごめんね」

とLINEを送った


彼からはいつもの

「(私の名前)❤️」


その文字を見ながら

なかなか時間がかかっているけど

ただいま頭の中を、切り替え作業中



そして、これが私のしつこい、ダメなところなんだろうけれど

「飲み会の日は必ず連絡ください」

これだけは、いつか冷静に話せる時に、やっぱりちゃんと伝えたいと思っている


ケンカにならずに、わかってもらえるといいんだけどな

それとも、やっぱり私がもっとがまんできるように、強くなるしかないのかな



大好きなのにこじれてしまう


大好きだから、なのかな


大好きだけは、変わらないのにな